消毒用エタノールの供給がひっ迫
株式会社加美乃素本舗は、高齢者施設や医療機関等に向けて、高濃度アルコール製品の予約受注を、2020年5月26日より開始すると発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、消毒用エタノールの供給がひっ迫し、高齢者施設や医療機関においても、安定的に入手することが困難な状況が続いている。
このような事態に対処するため、同社は、消毒用エタノールのローションタイプを新規に開発し、一般消費者とは別に、高齢者施設や医療機関等に向けて予約販売することとなった。販売される製品は、施設での消費量を勘案して、大容量版のロンテナ容器を採用している。
手指消毒用エタノールの代替品として使用
同社は、1908年の創業以来、養毛毛生剤「加美乃素」の製造販売を行っている。同育毛剤には60vol%以上の高濃度エタノールを配合している製品が多いため、その生産生産ノウハウを活かしてアルコール配合ハンドジェルも製造発売してきた。
今回新規に開発した製品は、エタノールを66vol%含んでいるため、手指消毒用エタノールの代替品として利用できる。さらに、毎日使っても手荒れを防いで保護する配慮がなされているとのこと。
(画像はプレスリリースより)
加美乃素本舗 プレスリリース(PRTIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000058357.html