健康状態を把握・フレイルリスクを検知
住友ファーマ株式会社の子会社「FrontAct株式会社」は、東京都ならびに地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター(以下、東京都健康長寿医療センター)が推進する「高齢者の健康づくりに資するスマートウォッチ等デジタル機器活用事業」の実用化に向けた準備を行うための三者協定を締結した。
高齢者の健康増進に貢献
高齢化が進む中、後期高齢者の増加によるフレイルや要介護リスクなどが喫緊の課題として挙げられており、近年、エビデンスに基づく高齢者の健康づくりやフレイル予防策を生み出すことで自然に健康になれる環境整備が求められている。
東京都と東京都健康長寿医療センターは、実施中の実証運用(令和6年度計画)の後、高齢者のバイタルや身体活動量を計測するスマートウォッチ(リストバンド型活動量計)等を用いながら、在宅中も健康状態の把握やフレイルリスクを検知できるアプリの実用化に取り組みたい考えだ。
なお、この事業で使用される同社のデジタル機器は、スマートフォンアプリと連携可能なスマートウォッチなどのリストバンド型活動量計だ。装着して普段通りに過ごすだけで生体・活動パラメータを取得でき、そのデータを運用することも可能となる。同社はこの取り組みを通じ、高齢者の健康増進に貢献していく方針だ。
(画像はホームページより)
FrontAct株式会社 プレスリリース
https://frontact-gl.com/pdf/NR20241030JA.pdfFrontAct株式会社 ホームページ
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