認知症に対して理解を深める講座を実施
在宅療養支援診療所「綾瀬中央診療所」は、1月12日、昨年実施した、医療ソーシャルワーカー・ケアマネジャー・訪問看護従事者・地域包括ケア関連の従事者を対象とした勉強会「認知症VR体験会」についてのレポートを公開した。
厚生労働省老健局によると「認知症」については年々増加傾向にあり、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になると見込まれている。
VRゴーグルをつけて体験
今回の勉強会では、認知症の症状のある人への想像力を養うため、認知症の中核症状の1つをVRで体験した。
また、レビー小体病当事者の樋口直美さん原作・監修によるレビー小体型認知症の特徴「幻視」の世界をありのままに伝えたほか、「認知症」を取り巻く本当の問題は何なのかを考えるため、誰もが1度は経験しそうな「困った体験」から認知症への「無意識の偏見」に気付くコンテンツを用意した。
なお、体験後はワークシートを使って感想を共有したほかテーブルごとにフリーディスカッションを実施。参加者からは「認知症患者の感じていることとのズレに気付いた」「体験してみて実感がわいた」というコメントが寄せられた。
(画像はプレスリリースより)

医療法人社団祥史会 綾瀬中央診療所 プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/341825医療法人社団祥史会 綾瀬中央診療所 公式URL
https://ayase-med.com