優先駐車場を使いやすく、滋賀県が新制度を導入
滋賀県が、高齢者や障がい者、妊婦など、移動に配慮が必要な人を対象に、車いすマークなどの優先駐車場を使いやすくする仕組み作りとして、今月から、「車いす使用者等用駐車場利用証制度」の導入を開始しました。
要介護高齢者などを対象に利用証を交付
対象者は、「要介護1~5」の要介護高齢者の他、4級以上の視覚障がいのある人、妊娠7ヶ月から産後3ヶ月の妊産婦などで、県は、対象者から申請を受けてから利用証を交付。利用証を交付された人は、利用証を車内に掲示し、車いす優先区画などで使用します。
また、利用証には、車いすを常時利用する人のための「車いす優先区画」と、移動に配慮が必要な人のための「思いやり区画」の2種類があり、対象区画はそれぞれ分かりやすく「車いす優先区画」は青、「思いやり区画」は緑の案内表示で明示しています。
「車いす使用者等用駐車場利用証制度」の導入により県は、本来、移動に配慮が必要な人が対象となる人が優先駐車場を適正に利用できるように推進します。
編集部 つつみ さえこ

「車いす使用者等用駐車場利用証制度」滋賀県
http://www.pref.shiga.lg.jp/ud/05-riyousyouseido/