認知介入療法の効果を、海外で検証したドキュメンタリー
4月26日発表によると、長編ドキュメンタリー映画「Do You Know What My Name Is?」が、アメリカ・パームスプリングス(カリフォルニア州)で開かれていた「アメリカンドキュメンタリー映画祭」で、日本時間の4月9日、同映画祭の最高賞にあたる「観客賞(外国作品)」を受賞した。
(News2u.net/株式会社仙台放送ニュースリリースより)
この映画は、仙台放送が東北大学加齢医学研究所・川島隆太教授の認知症改善プログラムの海外初の実証研究を取材したもの。
約1500の作品の中から選ばれた113作品が上映され、アメリカ国内の作品1点と、外国作品2点の計3点が受賞した。同映画祭で日本の映画が受賞するのは、初めてとのこと。
「Do You Know What My Name Is?」
仙台放送は、川島隆太教授監修の番組「川島隆太教授のテレビいきいき脳体操」を制作・放送、川島教授の認知症・症状改善プログラムの海外初の実証研究を長期間取材していた。
監督:風間直美/太田 茂
プロデューサー:太田 茂
脚本:武田浩/ロジャー・パルバース
技術協力:コスモスペース・オブ・アメリカ
制作協力:共同テレビジョン
制作・著作・配給:仙台放送
2012年/83分/HD/16:9/カラー/日本/ドキュメンタリー
【川島隆太教授/推薦コメント抜粋】
この映画は、教授たちが認知介入療法『学習療法』の効果を、初めて海外で検証したドキュメンタリーで、日本で証明したものが世界中の人々に使えるものなのかについての疑問を解決するため、アメリカ人にも同じ効果があるかどうかを検証するトライアルを行った記録。川島隆太教授は
アルツハイマー型認知症の方々を1年以上取材していただきました。映画をご覧いただければ分かりますが、激烈な変化が起こります。日本から出たオリジナルの方法が、認知症の患者様との関わり方によっては、世界中の認知症の患者様とそのご家族に幸せを届けることができる、と自信を深めることができました。
(News2u.net/株式会社仙台放送ニュースリリースより)
と述べている。

News2u.net/株式会社仙台放送ニュースリリース
http://www.news2u.net/releases/111027