孤独死調査に要注意!
毎年、ひとり暮らし、寝たきりの高齢者の孤独死が深刻化してきている。そのなかで、神奈川県藤沢市は、「高齢福祉課職員」を名乗る電話への注意を呼びかけているという。
(この写真はイメージです)
高齢者の個人情報を調査
藤沢市では最近、「孤独死の状況等の調査をしている」という電話が、高齢者宅にあったという情報が寄せられた。ひとり暮らしかどうかの世帯情報を探るものであったようだ。市役所では、そのような調査は行っていないという。
この情報を受けて藤沢市は、そのような電話を行っている事実はないので、まずは電話を切り、市役所まで問い合わせをするように呼びかけた。
高齢者支援課の活動
高齢者支援課では、65歳以上の寝たきり・ひとり暮らしの人を対象に、定期的な訪問活動などを行っている。災害時の避難支援対策なども積極的に取り入れている。
高齢者の孤独死を未然に防げるよう、日々努めているわけだが、今回の電話は、それを利用した悪質なものだと思われる。昨今、高齢者が被害にあう詐欺が後をたたない。このような悪質な事例から高齢者を守るため、安心な社会づくりが今後求められる。

藤沢市高齢支援課
http://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/kourei/index.shtml