介護食の一般普及を目指して
病院や介護施設で提供される介護食の一般への普及に向けて活動している社団法人が金沢市にあります。社団法人「ワールドトラストメディカル」では、介護食を知ってもらい、高齢や病気のため通常の食べ物を摂取するのが難しい人の在宅生活を支えるため活動しています。
主な活動は介護食を提供するレストランや調理法紹介など
中日新聞の報道によると、病院向けの介護食材卸売会社に勤めている理事長の福村美紀子さん(50)は、そうした食材が一般の人の手に届きにくいことに疑問を感じ、2月に法人を設立したそうです。今では金沢市内で介護食を提供するレストラン「ツバメヤ」を運営するほか、週1回、介護食の調理法を紹介する体験会を実施しています。
21日には初めての講演会を金沢市内で実施し、今後は情報誌の発行なども予定しているそうです。中日新聞の報道によると、福村さんは
「摂食障害や嚥下(えんげ)障害があっても、肩の力を抜いて食事を楽しんでほしい」
と話しているそうです。

「病院外でも介護食を」 金沢の社団 普及目指し講演会(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20120822/一般社団法人 ワールドトラストメディカル
http://wtmed.net/index.html