4242万円のうち3200万円を支払うことで和解
高松市は、市内の障害福祉サービス事業者「プリン・ハウス」の太田登美子社長らと、社長側が不正受給した介護給付金4242万円のうち3200万円を支払うことで和解しました。
3200万円の支払いが完了すれば、残りは免除に
四国新聞社の報道によると、同社では重度の障害をもつ社長が有資格のヘルパーから訪問介護サービスを受けたように偽り、介護給付金を受給していたそうです。市ではこれを不正受給として約4258万円の損害賠償を求め、高松地裁が社長側に4242万円の支払いを命じていました。
一審の判決を不服として控訴していた社長側でしたが、このたび高松高裁からの和解勧告を受け入れ、4242万円の支払い義務を認めました。和解内容によれば、社長側は最初の月に800万円、それ以降は20年間、月に10万円ずつ市へ支払うことになっています。市では2ヶ月連続での滞納がなく、計3200万円の支払いが完了すれば残りの1000万円の支払いは免除するそうです。

高松市に3200万円支払い和解へ/介護費不正受給(四国新聞社)
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/香川県高松市公式ホームページ
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/