高層マンション共通の介護者の不安に対応
株式会社アスク(マンション居住者向けサービス事業)は、災害時、エレベーターが停止した場合に自力での階段歩行が困難な人を安全に避難させられる「介助式避難器具」の販売・メンテナンスサービスの提供を、マンション関連および介護施設など向けに9月より開始した。
電動タイプ(ステアチェアー)
(株式会社アスクプレスリリースより)
大規模災害時に自力で階段から避難できない人は。150世帯規模のマンションの居住人口が約450人とした場合、約9名前後と言われている。
また、停電などにより、避難時だけではなく高層階に入居する人の生活にも大きな影響が出ることが懸念されることから、「介助式避難器具」や「電動階段昇降機」はマンションなどの集合住宅における災害時の必須アイテムであると同社は考えている。
提案とサービス
今回のサービスは、定期的なメンテナンスや万が一の事故に対する保険なども含めたトータルサービスとして提供する。
従来単品販売されていた器具を、既設のマンションの実情に合せてオーダーメイドによる提案、導入、メンテナンスサービスなどを合わせ、リース方式で提供するスキームを整えた。
これまで、このような商品は高額であり、導入に伴う初期費用が大きな負担となるほか、災害発生時に「バッテリーが放電していて使えなかった」「ゴム部分が劣化して亀裂があった」などという課題があった。
【商品・サービス概要】
1)非常用電動階段昇降機 (ステアチェアー)階段の昇り降りの重労働から介護者を解放します。
クローラータイプは操作性・安定性とも優れています。
2)非常用階段避難機 (キャリダン)地震・火災などの災害時の避難に!非常時、歩行困難者の階段避難をサポートします。
(株式会社アスクプレスリリースより引用)
新築マンション建設に際しても、標準装備として、ディベロッパー、事業主の皆さまへ、導入を提案していくということだ。

株式会社アスク
http://www.asq-fs.co.jp/contents/info.php?no=1346742356株式会社アスクプレスリリース
http://www.asq-fs.co.jp/pdf/20120904.pdf