高齢者や障害者に「救急情報ネックレス」配布
三重県鈴鹿市では、災害時要支援者台帳の登録者を対象に「救急情報ネックレス」を配布し、高齢者や障害者の救急活動に役立てようとしています。
外出中の救急活動に役立て
読売新聞の報道によると、ネックレス希望者は持病やかかりつけ医の情報を台帳に記録し、登録番号が印字されたシリコン製のネックレスを受け取るそうです。そうして、ネックレスをつけた人が万が一外出中などに倒れるようなことがあっても、119番する際に登録番号を伝えることで本人の医療情報がわかる仕組みになっているそうです。
6月から民生委員を通じて配布を始めており、今月12日には市内の喫茶店で体調不良を訴えた70歳代の女性の登録番号を来店者が通報、迅速な救急活動につなげた例もあったとのことです。今年度は計400人に配布を予定していますが、読売新聞によると市では
「継続的にネックレスの利用者を広げていきたい」
としているそうです。

要援護者へネックレス配布…三重・鈴鹿市(YomiDr.)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=65017三重県鈴鹿市公式ウェブサイト
http://www.city.suzuka.lg.jp/