「運動指針(エクササイズガイド)」改定へ
厚生労働省は「運動指針(エクササイズガイド)」を改定する方針を決めたそうです。新たに70代以上も対象として、介護を受けずに自立して生活できる「健康寿命」を延ばし、介護予防に活かしたい考えです。
生活の中で運動量増やすことで、健康を維持して
現在ある「運動指針(エクササイズガイド)」は生活習慣病予防を目的として2006年に策定されたものです。健康な成人を対象として、日常生活の中で積極的に体を動かすことを呼びかけ、健康作りのために必要な身体活動量や自宅でできる筋力トレーニングなどを紹介しています。
しかし、近年高齢化の進展により介護予防の重要性が増しているのを受けて、厚労省では新たに70代以上も対象として「運動指針(エクササイズガイド)」を改定することにしたそうです。詳細な内容は近く設置される専門家による検討会で決められることになっていますが、厚労省では新しい指針を市町村の介護予防事業などに役立ててもらいたいと考えています。

厚労省、70以上に運動のすすめ 健康寿命延ばすため指針改定へ(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201210/CN2012101601001899.html健康づくりのための運動基準・指針(厚生労働省)
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/