介助犬について知って…デモンストレーション開催
長野県小諸市の小諸厚生総合病院で20日に開かれた病院祭で、来場した約80人を前に介助犬の説明やデモンストレーションが行なわれました。介助犬への理解を深め、育成支援の輪を広げようと全国共済農業協同組合連合会が開催しました。
障害者自身も介助犬についてよく知らないという現状
現在認定を受けている介助犬は全国で62頭で、この日は2頭がデモンストレーションをしたそうです。身体障害者の日常生活を助ける介助犬ですが、障害者自身も介助犬のことを良く知らないといった理由もあり、社会で浸透していない現状があるそうです。信濃毎日新聞の報道によると、社会福祉法人日本介助犬協会事務局長でありリハビリテーション科医師でもある高柳友子さん(46)は、介助犬と生活することで障害者に自信がうまれ、社会復帰や自立につながると話したそうです。
同協会では運営資金のほとんどを寄付に頼っているため、協会は希望者へ無料で専用の募金箱を提供しています。高柳さんは募金箱の設置は介助犬のPRにもなると、設置協力を呼びかけたそうです。

介助犬普及訴える 日本協会医師が小諸の病院祭で(信濃毎日新聞)
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_229670小諸厚生総合病院
http://komoro-kosei.com/全国共済農業協同組合連合会
http://www.ja-kyosai.or.jp/社会福祉法人日本介助犬協会事務局
http://www.s-dog.jp/