高齢者、妊婦・けが人も対象
愛媛県11月16日発表によると、施設の身体障害者等用駐車場の適正な利用を働きかける「パーキングパーミット制度」を開始している。県では、同制度の利用者の利便性向上を図るため、平成23年2月1日より、中四国各県と相互利用を実施していたが、本年4月1日より全国の各府県と相互利用ができることになった。
本制度の趣旨を理解して、本当に必要とする人の駐車スペースが確保できるよう、協力を願っている。
パーキングパーミット制度とは
【制度導入の背景】
公共施設、ショッピングセンター、病院、銀行などに設置された身体障害者等用駐車場(車いすマークがある駐車場)は、健常者が車を停めるため本来必要とする障害者などが利用できないとの声がある。
当該駐車場の適正利用を図るため、利用対象者に県内共通のパーキングパーミット(身体障害者等用駐車場利用証)を交付、当該駐車場を設置する事業所などの協力を得て福祉社会づくりを推進するもの。
パーキングパーミット制度は、身体障害者等用駐車場の適正な利用を、利用対象者はもとより、広く県民に呼びかけるもの。パーキングパーミットを持っていても「利用の保証」を行うものではない。

愛媛県記者発表資料
http://www.pref.ehime.jp/h20700/1192208_1958.html