わかさ生活と鳥取大学の協同研究
ブルーベリーサプリメントの原材料、ビルベリーの機能性研究を続けている式会社わかさ生活は、鳥取大学河田康志教授と同社の産学協同研究で、『ビルベリーがアルツハイマー病予防に役立つ』ことが分かり、12月16日、第85回日本生化学会大会(福岡県)にて発表した。
近年、アルツハイマー病を引き起こすアミロイド線維「アミロイドβ」が発見され、同病原因究明が進んでいる。しかし、脳神経疾患の多くが難病とされている。
研究では、ビルベリーエキスの持つ抗酸化力など高い機能性に着目、ビルベリーエキスによりアルツハイマー病の原因物質アミロイドβの形成が抑制されることが確認された。
ビルベリーエキスの効果
ビルベリーエキスがない場合、脳神経細胞ではアミロイドβが形成された。一方ビルベリーエキスを加えた場合にはアミロイドβの形成が抑制されていることが確認された。
アルツハイマー病の主原因として知られるアミロイドβによる脳神経障害も、ビルベリーエキスにより緩和されることも確認され、予防効果が確認された。今回の研究結果から、ビルベリーはアルツハイマー病など脳神経疾患の予防に役立つ可能性があることが明らかとなった。
現在、脳神経疾患治療の医薬品は少なく、予防する医薬品はほとんどない。ビルベリーがアルツハイマー病など脳神経疾患予防に役立つ可能性があることがわかり、脳神経疾患の予防の医薬品・食品として、大きな期待が高まっている。

わかさ生活
http://kenkyu.wakasa.jp/information/detail.php?id=1654PR TIMES/株式会社 わかさ生活プレスリリース
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