介護施設などで多発、ノロウイルス対策は重要に
全国各地の介護施設医療機関などで、ノロウイルスによる感染症が多発している。公益社団法人全国ビルメンテナンス協会(略称:JBMA)は、「吐瀉物」の適正な処理法をまとめたマニュアルを頒布している。
これは、オフィスや病院、公共施設などで吐瀉物に遭遇する清掃従事者に対し、ノロウイルスなどの媒介の可能性のあるおそれがあるとして、同協会病院清掃管理研究会が平成22年に編集・発行したもの。
マニュアルはA4判・17ページで同マニュアルに基づく吐瀉物の処理方法は、清掃従事者のみならず各方面で大いに参考になるものと思われ改めて紹介された。頒布価格は1冊399円(税込み)、10冊セットは3,297円(税込み)。
マニュアルの内容
Ⅰ.吐瀉物の危険性
1.吐瀉物処理の基本的な考え方/2.吐瀉の原因/3.吐瀉物と糞便/4.吐瀉物処理の目的/5.感染の予防方法
Ⅱ.吐瀉物の処理方法(感染性がない場合)
Ⅲ.感染が疑われる場合の処理方法
1.必要な用具の準備/2.ガウン・マスク等の着用/3.作業中の標示/4.汚物(固形物)除去/5.消毒/6.清掃・仕上げ/7.後片付け/8.吐瀉物の廃棄
Ⅳ.標準予防策
1.ガウンテクニック/2.手洗い・うがい
(PRワイヤー/公益社団法人全国ビルメンテナンス協会プレスリリースより引用)
そのほかの項目では参考資料として「関係製品の例」「嘔吐や下痢を引きおこす感染例(一例)」「吐瀉物処理報告書」など。購入は公益社団法人全国ビルメンテナンス協会ホームページから。

公益社団法人全国ビルメンテナンス協会/マニュアル購入ページ
http://www.j-bma.or.jp/publishing/infobookPRワイヤー/公益社団法人全国ビルメンテナンス協会プレスリリース
http://prw.kyodonews.jp/opn/release/201301079188/