今後ますます需要が広がる在宅介護
全国でグループホームを187棟(2013年3月現在)展開するメディカル・ケア・サービス株式会社(『愛の家』ブランド)は、3月1日より訪問介護事業を本社ビルにて開始した。同社は今後もグループホーム事業を主軸としていくと同時に、第二のコア事業と位置付けさらなる事業基盤の強化を図る。
(@Press/メディカル・ケア・サービス株式会社プレスリリースより)
首都圏に5事業所の開設を3年後をめどに計画、売上高2~3億円を目指す。その後は、同社が運営するグループホームが密集しているエリアを中心に開設エリアを広げて、グループホーム事業との相互強化する。
在宅介護から施設介護までをサポートできる地域包括支援エリアを全国各地に構築していくという。
認知症高齢者の実態
認知症高齢者数はすでに300万人を超え、認知症介護の需要がさらに高まる見通しから、厚生労働省は『認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)』を打ち出し、グループホームの施設整備を強化する方針を表している。
在宅介護においては、高齢単身世帯・高齢夫婦世帯が増えることにより需要が高まることと、財源的にも施設介護より負担が少ないことから、引き続き力をいれる方向を示している。
以下、メディカル・ケア・サービス株式会社の概要
・所在地 : 埼玉県さいたま市大宮区大成町1-212-3
・資本金 : 8億7,125万円
・設立 : 1999年11月24日
・代表者 : 代表取締役会長兼社長 高橋 誠一
・従業員数: 約3,800名(2013年3月現在)
・利用者数: 約3,800名(2013年3月現在)
(@Press/メディカル・ケア・サービス株式会社プレスリリースより)
同社の訪問介護事業進出における主な目的は「グループホームに続く第二のコア事業を確立することによる事業基盤の」「・居住系サービスと在宅系サービスの連携強化」「柔軟な職場環境の提供とキャリアパスの構築」「訪問介護事業確立による新たな介護ノウハウの海外輸出」としている。

メディカル・ケア・サービス株式会社
http://www.mcsg.co.jp/cms/wp-content/uploads/@Press/メディカル・ケア・サービス株式会社プレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/33858