お年寄りの送迎に期待!自律走行できる一人乗りロボット
株式会社日立製作所が12日、携帯情報端末で指定した場所まで自律走行できる移動支援ロボット「ROPITS」を開発したと発表した。
「ROPITS」は、お年寄りや歩行が困難な人の近距離移動の支援を目的に開発された一人乗り専用ロボットで、携帯情報端末の電子地図を使ってさまざまな場所から簡単に呼び出すことができるシステムを搭載。一人暮らしのお年寄りの移動手段としての活用も期待できる。
画像はプレスリリースより
段差、凹凸をキャッチして、安定走行を可能に!
この他にも「ROPITS」には、GPSセンサや路面凹凸監視用ステレオカメラ、環境認識用回転型3次元レーザ距離センサ、環境認識用2次元レーザ距離センサ、広報監視用レーザ距離センサなど、複数のセンサを搭載。市街地の広い範囲での移動を可能にしている。
また、高さの異なる歩道や障害物のある場所でも、センサがキャッチしてスムーズに移動することができる。
「ROPITS」の技術開発は、2013年5月22日から25日までつくば特区内で開催される「日本機械学会 ロボティクス・メカトロニクス講演会(ROBOMEC)」で発表、デモンストレーションが公開される予定だ。
編集部 つつみ さえこ

「歩道を自律走行する一人乗りの移動支援ロボット「ROPITS」を開発」株式会社日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2013/03/0312.html