NTTアイティとSEEDATAが協働実施
NTTアイティ株式会社と株式会社SEEDATAは、家族を1人で介護する「ソロ介護」に着目した実態調査を実施したと2016年4月22日(金)に発表した。
ソロ介護者のニーズに着目
NTTアイティとSEEDATAは、1人で家族を介護し、場合によっては介護休職や介護離職の危険性をはらんでいる介護者について、「ソロ介護」と命名。
実際に介護を行う「介護者」のニーズに着目し、介護に関する新たなビジネス機会の発見につなげようと、それぞれ独自の定性調査・分析により作成したレポートを共同販売する。
NTTアイティによるレポート
NTTアイティは、顧客のニーズを満たす優れたサービスの創出を支援することを目的にユーザー調査レポート「こえれぽ」を作成。
同社は、調査対象者の活動現場を訪問して生活状況を調査、現場で得たデータを分析し「こころの声」(潜在ニーズ)をさぐるための6つのテーマと、これらに対するユーザーのエピソードを紹介している。
そして、エピソードから解釈された「こころの声」と、それに基づいたサービスアイデア創出のタネを記したレポートを作成した。
SEEDATAによるレポート
一方、SEEDATAはソロ介護を行っている生活者7名にオンライン上でのインタビューを実施。
価値観や介護行動、介護サービス・製品へのニーズについて調査し、分析結果をレポートにまとめている。
これらのレポートはそれぞれ有料で販売されるとのことだ。
今後の予定
両社は今後も継続的に協働を行う予定で、今年度上半期は「共働き・女性起業家・イクメン」「ベトナム」「先進的農業」などのトピックに関する領域において協働していくとしている。
(画像はニュースリリースより)

NTTアイティ株式会社のニュースリリース
http://www.ntt-it.co.jp/press/2016/0422/