奈良県が健康体操の愛称を募集
奈良県では、誤嚥(ごえん)性肺炎予防などを目的に考案した体操の愛称を募集している。
親しみやすく奈良をイメージできる愛称を
高齢者の健康の維持や増進に向け、奈良県と奈良県後期高齢者医療広域連合は、共同で奈良県健康長寿共同事業を実施している。この事業において、高齢者に多い誤嚥性肺炎の予防を目的に全身を使った運動からなる体操を考案した。
今回、この体操を広く普及させるため、親しみやすく、かつ奈良をイメージできる愛称の募集を行うこととした。
体操の特長
体操の正式名称は「全身運動を通じた誤嚥(ごえん)予防と身体機能の向上のための体操」。
呼吸や息のこらえ、発声などを組み合わせ、むせる力の向上や飲み込む機能の維持につなげる。また、全身運動を通じて筋力や身体のバランス機能を鍛えるので、転倒予防にも効果があるとのこと。
体操は立った状態と座った状態の2種類が選べるので、それぞれの体力にあわせて行うことができる。
応募の概要
募集期間は5月23日(金)から7月10日(木)まで。応募方法はハガキ、FAXまたはEメールで。応募資格などはなく、誰でも応募することができる。
応募作品は奈良県健康長寿共同事業実行委員会が審査し、入賞者には賞状と副賞(最優秀賞は3万円相当)が贈呈される。採用された愛称は、体操の普及を目的にパンフレットやDVDなどで使用されるとのこと。
応募の詳細や体操の内容については奈良県ホームページを参照のこと。

誤嚥(ごえん)性肺炎予防などを目的に考案した体操の愛称募集について
http://www.pref.nara.jp/item/121082.htm