介護食品の認知度向上に向け、愛称を公募
農林水産省は、2014年9月16日(火)まで「新しい介護食品」の愛称を公募している。
受け入れやすく親しまれる愛称を
介護食品の認知度向上や普及のため、 農林水産省では検討会議を設置し議論を進めてきた。
その中で、介護食品はその名称に抵抗感や拒否感があることが判明、また高齢者だけでなく障がいのある子どもなどにも幅広く利用されていることもわかった。
そこで、介護食品に対しより受け入れやすく良いイメージを持ってもらうため、新しい名称を公募することとなった。
愛称に求めるものは
「新しい介護食品」の愛称を公募するにあたり、利用者に親しみやすく定着しやすいこと、名称と実際の食品との乖離が大きすぎないこと、従来の介護食品だけを指すだけではなく、幅広い新しい分野であることを表現することなどを条件として挙げている。
これまで「介護食品」と呼ばれてきたものの範囲をより広く捉え、かむこと、飲み込むことが難しい方々のためだけでなく、低栄養の予防や日々の生活をより快適にする食品として普及させていくことが必要だとしている。
応募方法、選考について
公募期間は8月11日(月)から9月16日(火)まで。応募方法は、インターネットの応募フォーム・郵送・FAXの3つ。「愛称案」「提案の理由」「氏名や住所などの必要事項」を記入して送付する。郵送・FAXの場合は専用の応募用紙を使用すること。
応募された愛称は、ネーミングの第一人者であるコピーライターの岩永嘉弘氏をアドバイザーに、「介護食品のあり方に関する検討会議 認知度向上に関するワーキングチーム」のメンバーにより選考される。
決定した愛称は、広報活動、各種イベントや販売店舗で広く活用される予定だ。

農林水産省のプレスリリース
http://www.maff.go.jp/j/press/shokusan/seizo/