ケアマネジャーを対象に
株式会社インターネットインフィニティーは、販売されている「やわらか食」について、介護現場での活用の実態をインターネット調査した。
調査は2015年2月25日~3月4日の期間に行われ、「ケアマネジメント・オンライン」の会員ケアマネジャー433名の有効回答を得た。
継続購入は3割未満にとどまる
担当利用者のうち、「やわらか食」を継続して購入しているか、との質問について、「1割未満」のケアマネジャーが最も多く76.0%で、次に「1割以上3割未満」が18.0%だった。ほとんどのケアマネジャーが、「やわらか食」の継続購入は3割未満という結果になった。
しかし、「やわらか食」を継続購入したほうがよいと思う利用者がいながらも、購入に至っていない利用者もいることがわかった。
味と価格を重視
ケアマネジャーが「やわらか食」を勧める基準は、「食べておいしいこと」(78.8%)、「価格が1個300円以下」(74.8%)、「様々な味やメニューがあること」(73.2%)が上位を占め、調理法や保存法は、さほど重要視されない結果となった。
「要介護4~5で家族と同居している世帯」が、最も「やわらか食」を購入しており(36.0%)、「要介護4~5の高齢者夫婦世帯」(25.4%)が続いた。
また、実際の購入者は、「同居の家族」(55.9%)と「配偶者」(35.3%)が多く、「利用者本人」が購入するケースは20.8%にとどまった。別の食事をつくることが難しい同居家族が「やわらか食」を活用していると考えられる。
(画像はホームページより)

株式会社インターネットインフィニティーのニュースリリース
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