訪問看護ステーション「リハス」で訪問看護師の人数を拡充
石川県金沢市にある金沢QOL支援センターは、2015年6月より土日・祝日を含む365日の定期的な訪問看護サービスを提供すると発表した。
サービス開始の背景
厚生労働省は、2025年に向けて在宅医療・地域支援を充実させ、重点化していく方針を示している。
そのような中、医療依存度の高い人でも在宅で安心してQOL(Quolity of Life:生活の質)を維持しながら生活を送ることを支援するため、「訪問看護ステーション」は大変重要な位置づけとされている。
県内の訪問看護の実態
現在、石川県内にある「訪問看護ステーション」は約80ヶ所、金沢市内では約35ヶ所。
それらの多くが看護師数が3人前後の小規模なステーションで、毎日のケアや治療が必要な医療依存度の高い患者への対応が困難であるのが現状だ。
リハビリ職の人数はそのまま、看護師数を倍に
こうした背景を受け、訪問看護ステーション「リハス」では看護師人数を7人から倍の14人に拡充、緊急時のみの休日対応ではなく、土日・祝日を含む365日の定期的な訪問看護サービスの提供を開始する。
現在在籍している約20名のリハビリ職の人数はそのままとするため、より様々な医療ニーズや疾患の患者に合わせた医療サービスが可能となるとしている。

金沢QOL支援センターのプレスリリース
http://www.atpress.ne.jp/view/57695訪問看護・リハビリステーション『リハス』
http://k-qol.com/