セミナー参加者のアンケート結果を公表
ユニ・チャーム株式会社は、各地域と共同で「尿もれケア・排泄介護」をテーマにしたセミナーを開催、その参加者を対象にアンケートを実施した。
背景
50歳以上の4人に1人が悩んでいると言われる排泄トラブル。今年3月に同社が行った調査では、排泄トラブルが健康寿命に大切な睡眠・運動・食事へ影響を及ぼすことが確認されている。
しかしながら、悩みを周囲に相談できず1人で抱え込む高齢者が多いのも現状だ。
同社は、早い段階からの「適切な排泄ケア」が重要であるとし、全国の各市区町村と連携して排泄トラブルに関するセミナーを開催してきた。
調査結果
セミナーの一般参加者の年代は、9割が60代以上。参加者の92%が同セミナーについて「役にたった」と感じている。
また、参加者全員が「日常生活に取り入れたい」と回答しており、いつまでも元気で活動的に生活したいという意欲が感じられる結果となった。
「尿もれケアセミナー」で特に印象に残った内容は、という質問では、1位が「骨盤底トレーニング」で57%、2位が「尿もれのメカニズム」で42%、3位が「尿もれ専用品の紹介」で41%となった。
「適切な排泄ケア」を健康寿命延伸につながる習慣として位置づけ
今回のセミナーによって、多くの人が正しい尿もれ知識を習得して「適切な排泄ケア」を行いたいという意識が高いことが確認できたとしている。
「適切な排泄ケア」は、健康寿命延伸につながる習慣の一つとして位置づけることができ、早い段階で自身の状態を知り、トレーニングによって改善・維持することが大切だとのことだ。
同社は、今後も地域と連携して情報発信を行い、健康寿命の延伸を応援していきたいとしている。
(画像はニュースリリースより)

ユニ・チャーム株式会社のニュースリリース
http://www.unicharm.co.jp/company/news/