12/10よりレンタルサービス開始
有限会社グローバルスタンダードは、主にデイサービスセンターや福祉施設に向け、機能訓練用パチンコ台のレンタルサービスを2015年12月10日(木)より本格的に開始した。
背景
近年、老人福祉施設へ娯楽器具としての遊技機の導入が増えている。
一方で、神戸市の条例で「カジノ型デイサービス」が規制されるなど、機能訓練といった本来の趣旨から外れたアミューズメント目的の施設の増加を問題とする動きもある。
試験導入により改良を重ね
こうした背景を受け、同社では機能訓練用としての遊技機の開発に取り組んできた。
2015年9月からは、足下にあるパッドを踏むことにより玉を打ち出す「介護予防パチンコ台」の試験導入を開始、現場の声をもとに手と足を同時に使うなどより効果的な商品となるよう改良を行った。
その結果、試験導入を実施した施設では、利用時間が最初の5分から次第に10分、20分と長くなるなど利用者の身体機能がアップしたとのことだ。
「介護展認知症予防用パチンコ台」の特徴
同社が開発した「介護展認知症予防用パチンコ台」は、足踏みやもも上げなどの足を使った運動と、握力グリップを握る・車のハンドルを回すなどの手を使った運動を組み合わせながら、複合的に身体機能を高めることができる。
さらに、「音楽を聴く」「玉を目で追う」といった聴覚や視覚を使う行動により一定のリラックス効果やリハビリ効果も期待でき、楽しみながら運動時間を延ばし、継続的に利用することができる。
機種は50種類以上の中から選ぶことができ、利用料は月額10,000円から。半年ごとに台を入れ替えるサービスもあり、修理代は無料。
今後の展開
今後は、同社の社会目標である「健康で長生きができる社会」を目指し、同器具を広めていくと同時に、現場の声をもとに器具開発を行っていきたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

有限会社グローバルスタンダードのプレスリリース
https://www.atpress.ne.jp/news/84007