高齢者福祉施設のウェディングドレスショー
別府市観海寺にある高齢者福祉施設「ゆうゆうの郷白雲山荘」で、入居者たちがウェディングドレスドレスを着る企画が7月30日に開催された。
このイベントでは、83歳~98歳までの入居者20名がウェディングドレスを身にまとった他、職員のサプライズ結婚式もおこなわれ、2度のサプライズに入居者からも職員からも喜びの声があげられた。
(画像はプレスリリースより)
高齢者たちの鮮やかなウェディング
このイベントは、化粧品販売の代理店をしている伊藤一二三さん(日出町)が企画したもので、知人が同施設で親切にしてもらっている感謝の気持ちから、同業者らの協力を得て実施された。
入居者たちは、プロの美容師さんからメイクや髪のセットをしてもらい、色とりどりのウェディングドレス姿で登場した。初めての経験だという人が多く、夢のような体験に昔を思い出し、もう一度お嫁に行きたいと語る入居者もいたようだ。
職員のサプライズ結婚式
そして、その後には、同施設の結婚式をあげてない職員2人の結婚式がおこなわれた。安倍英博さんと輝美さん夫妻は、同施設でともに働き、今年1月に婚姻届を提出しているが、結婚式はあげていなかった。そんな2人のためにサプライズ結婚式が企画されたのだ。
入居者たちにウェディングドレスを着せるための試着だと言って、輝美さんにもウェディングドレスを着てもらい、英博さんには汗をかく作業をさせた後、お風呂に入ってもらい、そのすきに服をタキシードにすり替えるというドッキリ企画が用意された。
入居者や職員が待つ会場に入ってきた2人は驚き、輝美さんは感動で終始泣いていたようだ。ケーキ入刀や指輪交換もあり、シェフの豪華ディナーも振る舞われ、入居者や職員たちにとって最高の1日となったようだ。

白雲山荘によるプレスリリース
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