厚生労働省が特別養護老人ホームの入所基準を厳格化!
厚生労働省は8月25日、特別養護老人ホームの入所基準を「要介護3」からとする方針を決定した。これにより、入所基準が厳格化することとなる。
この議論は、28日に再開する社会保障審議会の介護保険部会で本格的に開始される予定だ。
「要介護1・2」は在宅介護で対応
厚生労働省は、入所基準の厳格化により、「要介護1・2」の高齢者は、在宅での介護とする方針としている。しかし、今まで「要介護1・2」の高齢者が特別養護老人ホームに入所する理由として、介護者がいない、住居がないなどの問題があったのも現実である。
厚生労働省はこれらの事例を踏まえて、自宅がない「要介護1・2」の高齢者を対象に、空き家などを提供したり、買い物や食事の支援などをおこなったりする考えだ。
平成27年度からの改正に向けて
社会保障制度改革国民会議の報告書には、特別養護老人ホームの入所は「中重度者に重点化」と明記されている。原則、かかりつけの介護が必要な「要介護3」以上の高齢者とする方針である。
これにより、給付費を確保し、制度維持に努めるための対策がとられることとなる。今後介護保険法を改正し、平成27年度の実施が目指される。

厚生労働省ホームページ
http://www.mhlw.go.jp/社会保障制度改革国民会議資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kokuminkaigi/dai20/siryou1.pdf