ロコモについての講演会や医療相談を実施
公益社団法人 日本整形外科学会(以下、日本整形外科学会)は、10月を「運動器の10年・骨と関節の月間」と定めて、全国各地で運動器の障害や疾患、その治療や予防などについての講演会や、医療相談などさまざまなイベントを実施しています。
※各地のイベント情報については、下部リンク「【運動器の10年・骨と関節の日】関連行事予定」をご参照ください。
加齢に伴い増加するロコモを防ぐ活動を実施
また、日本整形外科学会は、名戸ヶ谷病院(千葉県柏市)・大江隆史院長の監修のもと行われたインターネット調査で、全国の20代から50代の男女、計3000人のうち、4人に3人が自分の移動能力を年齢相応と自己判断していることから、移動能力が年齢相応か客観的に判定できる「ロコモ度テスト」を今年5月に発表。WEBサイト「ロコモチャレンジ!推進協議会」にて公開するなど、ロコモ予防啓発活動の推進に励んでいます。
※ロコモティブシンドローム(通称:ロコモ)とは、骨や筋肉、関節などの運動器の障害により要介護になる危険性が高い状態をいいます。また、その原因疾患となる変形性腰椎症、変形性膝関節症、骨粗しょう症などを持つ患者は現在、4700万人に上るともいわれており、その数は加齢に伴い増加することが明らかになっています。
編集部 つつみ さえこ

「【運動器の10年・骨と関節の日】関連行事(2013年9月12日の行事予定)」公益社団法人 日本整形外科学会※PDF
http://www.joa.or.jp/jp/topics/2013/pdf/bjd_2013_plan.pdf「ロコモチャレンジ!推進協議会」公益社団法人 日本整形外科学会
https://locomo-joa.jp/