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2025年05月23日(金)
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オリックス・リビングが「介護に関する意識調査」を実施

オリックス・リビングが「介護に関する意識調査」を実施

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「介護の日」にあわせて調査を実施
有料老人ホーム・高齢者住宅を運営するオリックス・リビング株式会社は、11月11日の「介護の日」に合わせ、第6回「介護に関する意識調査」を実施した。

介護の日
調査は、全国の40代以上の男女1,238名(男性737名、女性501名)を対象とし、2013年9月28日(土)にインターネットリサーチにより実施した。

将来の介護に不安を感じる人は約9割
将来の家族や自分自身の介護について不安を感じている割合は約9割であった。また、具体的な準備を始めている人の割合は1割にも満たないことがわかり、準備をしていない理由としては「まだまだ先だと思うから」(43.5%)、「イメージがつかないから」(37.8%)という結果であった。

人生設計の中に介護費用が含まれている人の割合は、全体で29.2%。この数字は年代ごとに上昇し、男女とも60代になると急激に介護費用を考え始めている様子がうかがえる。

配偶者の介護について、男女に意識の差
配偶者を介護したいと思うかどうか、という質問では、男性では83.4%が介護したい意向を示したのに対し、女性は65.4%であった。反対に、配偶者に介護されたいか、という質問では、男性の約3割に対し女性では約7割が配偶者による介護を希望しない意向を示した。

配偶者に介護されたい理由としては、「配偶者を信頼しているから」、「配偶者は安心(安全)だから」、「配偶者に愛情があるから」などが挙がった。一方で、介護されたくない理由としては、「配偶者以外に介護された方がいいから」、「配偶者が介護してくれないと思うから」、「配偶者は安心(安全)ではないから」などの回答があった。

施設での介護を希望する理由は、「迷惑をかけたくないから」
自身が認知症を発症した場合、「施設に入る」と回答した人は、75.4%であった。特に女性は、男性に比べて施設での介護を希望する割合が多い結果となった。その理由としては、「大切な人に迷惑をかけたくないから」が最も多く、66.9%であった。

介護ロボットによる介護、8割が肯定的
介護ロボットによる身体介護について、「積極的に受けたい」「推奨されていれば受けても良い」と、肯定的な回答が約8割であった。その理由として、「ロボットは気を使わないから」、「本当は人の手が良いが気を使うから」など、人手による介護を受けることに心理的負担がある様子がうかがえる。

増税についての意識は
福祉や介護などの社会保障制度充実のための増税について聞いたところ、「増税しても良いと思う」という人は42.7%となり、昨年より増加した。その理由としては、「すぐに対応すべき問題だと思うから」が48.1%であった。高齢化に伴い、増税がやむなしと考える割合は増加している。一方で、子育て世代である40代女性については、約4割が増税に反対する結果となった。


外部リンク

「介護の日」(11月11日)に合わせ第6回「介護に関する意識調査」介護ロボットによる身体介護を約8割が肯定的
http://www.orix.co.jp/grp/news/2013/131105_Living.html
Amazon.co.jp : 介護の日 に関連する商品
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