ソニーフィナンシャルグループが介護事業へ参入!
2013年11月11日(月)、ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社から、介護事業に参入する旨が発表された。
今回、ソニーフィナンシャルグループは、介護事業者として活動するシニア・エンタープライズ株式会社を買収し、完全子会社化することで、介護事業に参入することとなった。
「第4の事業の柱」の育成
ソニーフィナンシャルグループは、経営理念に「お客様本位」「社会への貢献」を掲げ、金融サービスグループとして最も信頼できる企業になることを目標に活動している。
そんな同グループがこれまで提供してきたシニア層へ向けたサービスには、ソニー生命がおこなう介護保険の販売やシニアライフプランニングの推進などがあげられる。
今回の参入は、昨今の超高齢社会を迎えようとしている状況においては、これまでの活動に加えて、質の高い介護サービスと生活基盤を提供していくことが必須であるという考えから、遂行されることとなった。
これにより同グループは、これまでの生保・損保・銀行の3事業に加えて、介護事業を「第4の事業の柱」に育てていくとともに、これまで以上に社会貢献、グループ全体の企業価値最大化を図っていく考えを示している。
有料老人ホームを中心に高齢者向け住宅を運営・開発
シニア・エンタープライズはこれまで、介護付有料老人ホーム「ぴあはーと藤が丘」の運営をおこなってきた。創業13年を誇る介護事業者として、介護・医療の円滑な連携を強みに、質の高いサービス提供に努めてきた実績がある。
ソニーフィナンシャルグループは今後、シニア・エンタープライズの持つ独自の運営ノウハウを活かすとともに、「原点からの発想」というグループ全体の経営理念に基づいて、新たな有料老人ホームの開設に取り組んでいくことになる。
まずは、今月中のシニア・エンタープライズへの9.7億円の増資が予定されている。

ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社によるプレスリリース
http://www.sonyfh.co.jp/web/ja/news/article/131111_01.pdf