ICTやテレビを用いた介護予防・生活支援のトライアル
熊本県と西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)は、2013年11月26日(火)より、熊本県内の高齢者を対象とした、ICT(情報通信技術)やテレビを用いた介護予防・生活支援のトライアルを実施する。
「スマートひかりタウン熊本」プロジェクトの一環として
本トライアルは、熊本県、熊本市、NTT西日本が締結した「ICTの利活用による地域活性化等に関する包括連携協定」に基づき、検討を進めている「スマートひかりタウン熊本」プロジェクトの一環として実施するもの。
ICTや身近にあるテレビを活用した、高齢者の健康づくりや見守りなど各種取り組みを行い、介護予防の有効性やサービスの向上などに関する検証を行う。
トライアルの内容
NTT西日本が提供する機器を使い、トライアル参加者の自宅や介護事業所などにあるテレビをインターネットに接続。健康体操や脳トレーニングを通じた継続的な健康維持や、テレビを活用した「介護予防基本チェックリスト」、テレビの電源ON/OFF状態を通知する見守りサービスなどの各種取り組みを通じて、その効果や機器操作性、サービス内容などの検証を実施する。
本トライアルにおいて、熊本県は「地域の介護予防事業におけるICTを活用した健康づくりモデルの検証」「行政からの情報配信におけるテレビ活用の有効性の検証」を担当、NTT西日本は「回線の敷設、システムの構築など通信環境の整備」「テレビを活用した高齢者向け介護予防サービスの技術及び操作性の検証」を担当する。

“スマートひかりタウン熊本”における 高齢者向け介護予防トライアルの共同実施について
http://www.atpress.ne.jp/view/40802「スマートひかりタウン熊本」プロジェクト
http://www.hikarikumamoto.jp/index.html