高齢者の防犯意識の低さが明るみに
パナソニック株式会社の「玄関周りの防犯意識について調査」で、高齢者の防犯意識が低いことがわかりました。とくにお正月イベントなどで家を空けるシーンが多い年始は注意が必要です。
(画像はニュースリリースより)
「訪問者を確認せずに玄関のドアを開ける」人が36%
調査では、玄関のチャイムが鳴った際の行動に関して、60代男性の36%が、「訪問者を確認せずに玄関のドアを開ける」と答えており、さらに、来訪者の予定がないのにチャイムが鳴ったときの心境については、60代男性の20%の人が「誰が来たか楽しみ」という期待感を持っているということがわかりました。
チャイムが鳴ったらまず、来訪者を確認しましょう!
一方で、空き巣は留守を確認する際に「インターホンで呼ぶ」という方法をとるケースが最も多く、さらに、マンションを狙う強盗犯の約75%が「表出入口」から侵入しているという調査結果が出ています。
そのため、訪問者を確認せずにドアを開けてしまった場合、思わぬ強盗犯と鉢合わせになってしまう危険があります。
防犯の専門家、安全生活アドバイザーの佐伯幸子さんはこの調査結果を踏まえて、「今までは大丈夫だった」といった意識を持っている人は、その意識を捨てて、玄関からの侵入の危険に備えることを忘れないように促しています。
※調査結果は 株式会社ネオマーケティングに依頼した、2013年11月1日(金)~11月6日(水)までのインターネット調査をもとに、全国20~60代以上の男女500人の有効回答をまとめたものです。
編集部 つつみ さえこ

「“ピンポーン”に潜む危険・・・。年末の玄関先にはご用心!年末の防犯意識についての調査結果」パナソニックグループ※News2u.net
http://www.news2u.net/releases/119076