入院病棟だった病院の建物を活かす
2021年4月20日(火)、三菱地所レジデンス株式会社(以下、三菱地所レジデンス)は、病院をリノベーションして有料老人ホームにコンバージョンすることを、プレスリリースを通じて発表した。既存建物を再利用して有料老人ホームを開業する事業は、三菱地所レジデンスとして初の取り組みとなる。
同物件の住所は京都市中京区西ノ京塚本町3-1他1筆(地番)。JR山陰線「円町」駅徒歩8分の場所にあり、周辺には病院や医療施設が集積している。有料老人ホームの運営は株式会社ケア21に委託され、きめ細やかな介護サービスの提供を目指す。
「HOME×TOWN」がコンセプト
同施設は「HOME×TOWN」をリノベーションのコンセプトに掲げている。各居室を「HOME=家」、共用部分を「TOWN=街」ととらえ、共同生活スペースにお出かけすることで、施設内での暮らしが少しでも変化に富み、豊かなものになるように配慮されている。
1階にあったリノベーション室は、厨房と広いダイニングに生まれ変わり、入居者が集まっても広がりをもって食事ができるように。2階から4階の建物中央には談話コーナーが設置され、入居者同士が交流を図りやすいように工夫した。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ケア21 ニュースリリース
https://www.care21.co.jp/news/notice/pr/3065/