運動の機会は減少するも健康への意識が高まる傾向
キユーピー株式会社は、7月2日、キユーピー「やさしい献立」キャンペーンに応募した全国の男女計2,101人のうち、喫食対象者が配偶者・親・おじおば・祖父母などの高齢者で「食べやすさに配慮した食事」を食べている712人を対象として「介護にまつわる意識調査」を2021年3月1日(月)~4月8日(木)に実施した結果を発表した。
まず、半年前と比べた最近の体調変化(複数選択可)についての質問では「運動量が減った」(16.2%)が最も多い一方、「筋肉が落ちた」(14.4%)、「足腰が弱くなった」(13.4%)など、具体的に身体の変化を感じている割合は2020年に比べて低いことが判明。
コロナ禍による自粛生活が続くなか、健康に気を使うなどの自己防衛意識が高まっている様子がうかがえる結果となった。
日持ちする「食事タイプの市販用介護食」の需要増
半年前と比べた買い物方法や場所の変化(複数選択可)については「まとめ買いをするようになった」(23.3%)と「買い物の回数を減らした」(21.7%)が、2020年と同様に高かった。
また、半年前と比べた食事の準備や食事をする状況の変化(複数選択可)では、「外食を控えた」(27.9%)、「冷凍食品や調理食品等の利用が増えた」(17.3%)、「家事の負担が増えた」(17.1%)の回答が昨年に比べて高い割合を示した。
さらに、レトルトなど「食事タイプの市販用介護食(やわらか食)」の利用回数の半年前と比べた変化について尋ねたところ、「増えた」割合が35.5%と昨年と比べて高くなったことが判明。長期保管できて家事負担の軽減にもつながるといった理由から、この利用が進んだものと考えられる。
(画像はプレスリリースより)

キユーピー株式会社 プレスリリース
https://www.kewpie.com/newsrelease/2021/2210/