他者とのつながりを持ちながら運動を継続
エーテンラボ株式会社は、2021年7月1日、自治体向け「フレイル予防事業」の本格展開を開始すると発表した。
同社は、習慣化アプリ『みんチャレ』を開発/運営する企業。「フレイル予防事業」では、高齢市民が他者とのつながりをオンラインで持ちながら運動を継続できるシステムが、『みんチャレ』を活用する形で提供される。
5人がチームとなる「三日坊主」防止アプリ
フレイルとは、年齢が進むと共に心身の活力が低下し、要介護状態となるリスクが高まる状態のことを指す。今般のコロナ禍では、高齢者の運動機会や人と話す機会が著しく減少しており、体の衰えや気持ちの落ち込みから生じるフレイル悪化が懸念されている。
「フレイル予防事業」は、こうした課題を解消すべく実施される。同事業で活用される『みんチャレ』は、新しい習慣を身につけたい5人がチームとなり、チャットで励まし合いながらチャレンジを継続する「三日坊主」防止アプリ。オンライン上でコミュニケーションをとりながら、毎日楽しく健康維持を行うことができる。
2021年6月より府中市が先行的に導入
「フレイル予防事業」では、65歳以上の市民向けに『みんチャレ』の使い方講座を実施すると共に、アプリより取得した参加者数や歩数などのデータを自治体に提供。高齢者にオンラインでつながりを提供すると同時に、自分で運動を継続できるシステムも提供し、自治体の介護予防施策も支援するとしている。
なおこの「フレイル予防事業」は、2021年6月より府中市が先行的に導入しており、同年7月からは横須賀市、8月より西東京市での導入開始も予定されている。
(画像はプレスリリースより)

みんチャレ - エーテンラボ株式会社
https://minchalle.com/高齢者のつながり、運動維持を支援 7月より自治体向け「フレイル予防事業」を本格展開 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd