高齢者施設のコロナフレイル対策で利用者が急増
株式会社ケアシステム研究所は、8月6日、同社が展開する「訪問マッサージ」の施術利用者数が昨年7月末時点で20名だったところ、今年7月末時点では66名にまで急増し前年対比約3倍になったことを明らかにした。
「訪問マッサージ」とは、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持った施術者がいる施術所が、医療保険を利用し高齢者の自宅や施設に出向いて施術を行うもの。施術料金は、主治医の同意があれば1割負担の400円~600円前後で済む。
コロナ禍での身体機能の維持向上に貢献
コロナ禍における高齢者施設では、外部講師等による体操教室、文化体験といったアクティビティーがほとんどなくなっている状況だ。
また、施設利用者は家族との面会も難しいことから、心身共に刺激がなくなり、身体機能の低下だけでなく認知症の進行にもつながっている。
緊急事態宣言等の発出もあいまって、運動機能や身体機能が低下する高齢者は今後ますます増加することが予想される。同社では拠点の拡大、施術者の採用教育等を通じて高齢者の「コロナフレイル」対策に努めながら、引き続き健康寿命延伸をサポートしていく考えだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社ケアシステム研究所 プレスリリース(@Press)
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