日本老年医学会専門医の吉田勝明医学博士による新刊
認知症の症状の進行を食い止める話し方やコミュニケーションについて解説している新刊『認知症が進まない話し方があった』が青春出版社から発売された。
著者は横浜鶴見リハビリテーション病院院長で日本老年医学会専門医、精神科専門医、医学博士の吉田勝明氏である。
話し方や接し方を変えるだけで変わる進行
吉田勝明氏は高齢者病棟で長年勤務した経験があり、精神保健指定医、日本医師会認定産業医、全日本音楽療法連盟認定音楽療法士でもある。著作『認知症は接し方で100%変わる!』は、韓国語版も発売されている。
認知症は進行性の疾患であるが、身近な人が認知症になった場合、誰もがその進行を食い止めたいと願うものである。ただ、イライラややりきれなさを言葉や態度で認知症の人にぶつけてしまいがちでもある。吉田氏によれば、そんな負の言葉のパワーが認知症を悪化させ、介護を難しくしてまっているという。
同氏は認知症の人に対するアプローチでは「話し方」こそが最も大切だと語る。新刊では話し方や接し方を変えるだけで、認知症の進行度合いが変わるという介護者の話し方とコミュニケーション術などについて、イラストを交えつつ紹介している。
(画像は
Amazon.co.jpより)

認知症が進まない話し方があった - 青春出版社
http://www.seishun.co.jp/book/23036/