認知症高齢者がお弁当屋さんで活躍
特別養護老人ホーム ラヴィータ・ウーノは、10月4日、認知症の高齢者が売り子のお弁当屋さんイベント「てへぺろキッチンカー」を10月17日(日)から11月6日(土)まで全6回、大阪市此花区と福島区にて開催することを発表した。
遊び心が満載のイベント
この催しは、認知症を抱えた高齢者がキッチンカー(イベントカー)で街に繰り出し、コラボレーションする飲食店から提供された弁当を販売するプロジェクトだ。
コラボレーションする飲食店は「BANDA」「パティスリークロシェ」「マルシン」「ロドおじさん」など、コロナ禍でも挑戦をやめない地域に根差した飲食店。
プロジェクトには小規模多機能型居宅介護アルモニー此花、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)こころあい海老江、特別養護老人ホーム ラヴィータ・ウーノといった介護事業所だけでなく、大阪市此花区や福島区も協力している。
なお、これに先駆けプロジェクトでは、クラウドファンディングに挑戦。目標の2倍以上となる104万6,000円の支援金を元に開催することとなった。
コロナ禍の大阪を元気に
2019年、認知症を抱えた高齢者がホールスタッフを務めるレストランイベント「てへぺろキッチン」を実施。2020年の開催も予定していたが新型コロナの影響で実施できなくなった。
そこで今回、屋外イベントを企画。間違えても許されるお弁当屋さんに、ぜひとも足を運んでもらいたい考えだ。
(画像はプレスリリースより)

特別養護老人ホーム ラヴィータ・ウーノ プレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/278614「てへぺろキッチンカー」クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/457574