介護施設夜勤の負担を大幅軽減
株式会社AXIVEは、介護施設夜間巡回代行AIシステム「CareVision(ケアビジョン)」を2021年10月27日より提供開始する。
また、これに先駆け早期申し込み受付を9月28日よりスタートした。
主なサービス概要
転倒リスクが高い施設入所者の転倒を防ぐのは難しい。たとえ離床センサーを活用しても全ての転倒予防にはつながらず、介護職員の負担となっているため、介護施設における転倒予防に関しては、科学的エビデンスをもとに対策や手順を見直すことが大切だ。
「CareVision」は、プライバシーに配慮した高精度な検知システム。人物の画像を映し出すのではなく、AIが関節データのみを取り出して動作を認識し転落・転倒した際にはリアルタイムで発生時刻と場所を通知する。
また、関節位置情報から生成した骨格動画によって転倒が発生した状況を確認でき、原因解析や対策の検討に役立てることも可能だ。
転倒を未然に防止するAIシステムを構築
「CareVision」は公益財団法人東京都中小企業振興公社が運営する「次世代イノベーション創出プロジェクト2020助成事業」の採択企業に選定され、実装化を達成したもの。
今後も同社は、高齢者見守り・介護予防の領域を重点取り組み分野と位置付け、転倒予防のための様々なアラートの仕組みを開発していく考えだ。
(画像はプレスリリースより)

株式会社AXIVE プレスリリース
https://axive-ai.co.jp/