訪問リハ初心者必見! 9職種22名が執筆
8月15日、訪問セラピストなどに向け、訪問リハビリにおいて必要な知識が紹介されている新刊『リハコネ式!訪問リハのためのルールブック』が発売された。
編著、監修は訪問リハビリ団体「リハビリコネクト」代表で理学療法士の杉浦良介氏。そのほか、地域医療を支えている9職種22名が執筆陣として参加している。
同書はコメディカルスタッフ向けのセミナー企画、運営、出版事業を行っている株式会社geneが発行。A5判で202ページ、価格は2,900円(税別)である。
「おもてなし」を受けた時どうする?
杉浦良介氏は理学療法士としてのキャリアのうち、大半の期間、訪問リハビリに携わってきたという。ただ、訪問リハビリに関する情報は少なく、世の中の認知度も低い。杉浦氏は全国の訪問リハビリのセラピストが集う場として2018年1月に「リハビリコネクト」を立ち上げている。
訪問セラピストにとって各種公的制度などの知識は必要であるが、まずは訪問先で利用者に受け入れてもらう必要がある。訪問セラピストには利用者主体のコミュニケーションが求められるが、訪問先ごとに「常識」が異なる場合もある。
新刊では電話応対の基本など事務所内での作法から始まり、他事業所連携の作法、身だしなみや玄関、「おもてなし」を受けた時の作法など、訪問先での作法などを解説。また、知っておくべき公的制度、他サービス、ステージにおける役割と公的制度、連携により奏功した事例などが掲載されている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

リハコネ式!訪問リハのためのルールブック
https://www.gene-books.jp/SHOP/M-0023-HRRB.html