「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由
のぞみメモリークリニック院長の木之下徹氏による新刊『認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由 5000人を診てわかったほんとうの話』が発売された。
同氏は日本老年精神医学会や日本老年医学会、日本認知症ケア学会などに所属し、認知症に関する診療を行っている。新刊は224ページで新書判、価格は880円(税別)。出版社は講談社である。
認知症になってもあなたの人生は続く
誰もがかかる可能性がある認知症。誰でもかかることから、人は認知症になることを恐れ、商品につけられた「認知症に効く」「認知症予防に効果」などの謳い文句に注目してしまう。しかし、それらのもので効果が確認されたという確実なデータが示されることはない。
木之下徹氏はかつて、日本初の認知症専門の訪問診療を行い、現在は東京・三鷹市ののぞみメモリークリニックの外来にて認知症の人と向き合っている。木之下氏は認知症になったとしても「なにもわからなくなるわけではない」「なにもできなくなるわけではない」と語る。
新刊では知っておくべき認知症の真実について解説。認知症予防の真実から、診断の真実、症状の真実、治療の真実などを解説している。長年、認知症と向き合ってきた著者だからこそわかる認知症とともに「よりよく生きる」備えの必要性について説いている。
(画像は
Amazon.co.jpより)

『認知症の人が「さっきも言ったでしょ」と言われて怒る理由 5000人を診てわかったほんとうの話』(木之下 徹):講談社+α新書 - 講談社BOOK倶楽部
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