福祉を日常に取り入れる
特定非営利活動法人PIPPO(ピッポ)は、2020年9月4日(金)より、クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIREにて、福祉製品に特化した通販サイト「PIPPO」を立ち上げた。
日常の買い物が、福祉につながるライフスタイルの浸透を目指す目的として開始されたこのプロジェクトは、全国の障がい者福祉施設やハンディキャップのあるクリエーターの製品に特化したモール型の通販サイトである。
同サイトで購入すると、購入した商品代金の一部(約6割)が、作り手の賃金となり、日常の中で、買い物を楽しみながら福祉に貢献できる。
日々の生きがいにつながる取り組み
就労支援施設で働く障がい者の賃金は、月額16,118円、時給にして214円という現状である。その仕事内容は、内職や軽作業、施設オリジナル製品の制作などが行われているが、仕事内容と報酬が割に合わない。
そうした現状を鑑み、障がい者の賃金を上げる方法は、売り上げを増やすことに行きついた。コロナ禍の中、オンライン販売の需要が増え、より多くの消費者に届くきっかけとなるとともに、売上から原価と経費を除いた金額がすべて賃金に反映され、作り手にとって日々の喜びや生きがいにつながる。
(画像はプレスリリースより)

特定非営利活動法人PIPPO(ピッポ) プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000063900.htmlPIPPO(ピッポ) ホームページ
https://www.pippoec.com/