「公社のみまもり 『ミマリオ』」の提供を開始
大阪府住宅供給公社は9月18日、高齢者見守り支援サービス「公社のみまもり 『ミマリオ』」の提供を開始すると発表した。
同公社は大阪府内において公社賃貸住宅スマリオ(SMALIO)を提供しているが、入居者の急速な高齢化が進んでいる。
高齢化にに対応するために、京セラのIoTネットワーク「Sigfox」と、振動センサデバイスを活用した新しい高齢者見守り支援サービス「公社のみまもり 『ミマリオ』」の導入を決定。公社賃貸住宅入居者向けのモデル事業として、9月から調査モニターを募集し、順次サービスの提供を開始する。
「シンプル・安心・安価」がコンセプト
「公社のみまもり 『ミマリオ』」は入居高齢者が住み慣れた地域及び住まいで安心して暮らし続けられることを目的としており、「シンプル・安心・安価」をコンセプトに開発された。
「監視されているようで嫌だ」、「機器の操作がわずらわしい」などの抵抗感をなくし、離れて暮らす家族が緩やかに見守ることができる、双方が安心できるサービスとなっている。
主な特徴は次の4点である。
1点目は、高齢者でも簡単に取り付けられこと。
部屋のドアや冷蔵庫のドアなど、日常生活で開閉するドアに取り付けるだけの簡単操作で設置できる。
2点目は、長時間稼働であること。
充電しなくても3年以上の長時間稼働を実現。設置後のメンテナンスも不要だ。
3点目は、見守る側の不安が軽減すること。
日々の生活確認がメールで届くので、家族など守る側の不安が軽くなる。
4点目は、安価であること。
利用料は月額385円(税込)。経済的な負担が少なく利用できる。
(画像はプレスリリースより)

大阪府住宅供給公社のプレスリリース
https://www.osaka-kousha.or.jp/