家族など介護をする人が新型コロナで入院したら?
埼玉県は9月30日、家族などの介護をする人が新型コロナウイルスに感染して入院した場合に、高齢者や障がい者などの要介護者を支援する施設を開設すると公表した。
要介護者をケアするための受入施設を、県内の福祉施設内に開設する。
県内5か所に応急仮設住宅を設置
利用対象者は、ケアラーが新型コロナウイルスに感染して入院し、在宅などでの介護が困難になった要介護者で、PCR検査を受けて陰性となった人。
要介護者のうち高齢者は、県内5の特別養護老人ホームの敷地内に、20人分の応急仮設住宅を設置して受け入れる。場所は以下の5施設。
第1は、深谷市の「特別養護老人ホームかがやき」(定員5名)。
第2は、さいたま市岩槻区の「ケアセンター岩槻名栗園」(定員4名)。
第3は、狭山市の「特別養護老人ホームむさしの園わかば」(定員4名)。
第4は、行田市の「特別養護老人ホームまきば園」(定員4名)。
第5は、三郷市の「高齢者総合福祉施設しいの木の郷」(定員3名)。
このうち「特別養護老人ホームかがやき」と「ケアセンター岩槻名栗園」は既に施設が完成しているが、他3施設は仮設住宅の設置中であるため、10月上旬~下旬頃からの受け入れ開始となる予定だ。
(画像は埼玉県のホームページより)

埼玉県のプレスリリース
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