「起こしたから悪くなった」といわれないために
10月11日(日)、「ねたきりゼロ」を目指す一般社団法人日本離床学会による教育セミナー『早期離床のリスク管理 ~「起こしたから悪くなった」といわれないために~』が開催される。
このセミナーはインターネット生ライブ中継にて配信され、10月12日(月)から25日(日)までの見逃し受講期間が設けられている。
講師は日本離床学会会長で医学博士、理学療法士の曷川元(かつかわはじめ)氏であり、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士ほかが対象。受講料は一般9,800円(税込)、会員8,800円(税込)である。
「受講生を寝かさない」曷川氏の講義
離床はより早いADLの獲得に有用で、早期回復にも役立つ。ただ、目の前の患者に対し、離床を進めるべきなのか自信が持てず、急変が起こらないかが心配で、ためらってしまうケースは多い。離床を進めかえって状態が悪化してしまうようなことは避けたい。
教育セミナー当日は安全に離床を行うポイント、データ統合の仕方がわかりやすく解説され、最新のエビデンス、離床の安全基準などについて解説される。
曷川氏の講義は「受講生を寝かさない」をコンセプトとしており、ユーモアあふれる講義により、離床戦略と臨床応用を学べる。なお、受講者は離床アドバイザー習得コースの基礎単位計2単位(実技・理論各1単位)を取得できることになっている。
日時: 10月11日(日) 10:00~16:10
会場: インターネット生ライブ中継
講師: 曷川元氏(日本離床研究会 学術研究部)
(日本離床学会のサイトより引用)
(画像は日本離床学会のサイトより)

早期離床のリスク管理 ~「起こしたから悪くなった」といわれないために~ - 日本離床学会
https://www.rishou.org/seminar/basic/k02-2020-3#/