目標は看護職員の業務負担軽減
株式会社Rehab for JAPANは、10月14日、富士通グループの株式会社ケアネットと研究協力し、デイサービスの看護職員(機能訓練指導員)を対象とした「業務効率化」に関する実証実験を、10月8日より開始したことを発表した。
介護現場の看護職員は様々な業務を兼任しているといった実態があり、現在、業務負担の増加が懸念されている。このような状況下、看護職員が「いつ、どこで、誰がどのような業務をどの位しているか」を正確に把握できていないことが課題として挙げられていた。
実証実験の概要
今回の実証実験で両社は、新型コロナウイルスの感染リスクを最小限に抑えるため、看護職員にウェアラブルデバイスのビデオカメラヘッドセットを装着させたうえで、1日の業務について動画撮影を行い、内容の確認およびヒアリングを実施。
デイサービスの業務量・業務フローを正確に把握し可視化し、デイサービス向けクラウド機能訓練ソフト「リハプラン」を導入することで、改善される業務量・改善されない業務の課題を抽出する予定だ。
なお、実証実験後、同社はデイサービスで働く看護職員の業務量やデータ量を可視化したレポートを作成。2021年3月末日頃を目途に報告したいとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社Rehab for JAPAN プレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000027102.htmlリハプラン ホームページ
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