ケアプラン作成業務をAIが支援
株式会社ウェルモは、2020年11月20日、同社のAIサービス『ケアプランアシスタント』クローズドβ版のテストユーザー枠を、100法人まで拡大すると発表した。
『ケアプランアシスタント』は、ケアマネジャーのケアプラン(居宅サービス計画書)作成業務をAI活用により支援するサービス。テストユーザー枠の拡大は、想定を大きく超える応募が寄せられたことを受け、決定されている。
ケアマネジャーにしかできない業務への集中を実現
株式会社ウェルモは、超少子高齢化という社会課題を世界に先駆けて解決すべく、AIやICTを活用した事業を展開しているソーシャルインクルージョンカンパニー。介護に関する地域資源情報を集約するプラットフォーム『MILMO』などを提供すると共に、『ケアプランアシスタント』の開発も進めている。
『ケアプランアシスタント』では、自然言語処理の技術を用いたAIエンジンを活用する形で、ケアプラン作成業務の支援が行われる。同サービスでは、文章作成や情報収集の業務負荷をAIで軽減。この軽減効果により、生身のケアマネジャーにしかできない「利用者に寄り添う相談援助業務」への集中を可能にしている。
製品版は、2020年度内の発売を予定
『ケアプランアシスタント』クローズドβ版のテストユーザーは、全国の居宅介護支援事業所を対象として先着100法人まで募集される。テストは、2020年12月中旬から2021年2月中旬まで期間で施設側の都合の良い日に実施。所要時間は、3時間程度とされている。
なお株式会社ウェルモは『ケアプランアシスタント』製品版について、2020年度内の発売を予定している。
(画像はプレスリリースより)

『ケアプランアシスタント』クローズドβ版 テストユーザー、先着枠を100法人まで拡大 - 株式会社ウェルモ
https://welmo.co.jp/news/archives/1313