介護施設も補助金の対象に
アースアイズ株式会社は、2020年11月18日、経済産業省が推進する『IT導入補助金2020』のIT導入支援事業者として認定されたと発表した。
同社は、AI搭載カメラの開発・販売などを手がける企業。今回のIT導入支援事業者認定により、同社製のAI搭載カメラを介護施設もまた補助金の対象事業者となる可能性がある。
徘徊・転倒・暴れなどを「異状行動」として検知
アースアイズ株式会社は、大きさ・距離も含めて人の動きを正確に捉えることができるAI搭載カメラを開発している。このカメラ技術と、万引き犯が事前に行う不審行動のデータベースを融合することで、同社は万引きを防止するAIカメラを開発。このAIカメラは、既に全国約3000台が稼働している。
同社の技術は、介護や病院などの施設においても有益なものとなっている。AI搭載カメラでは、入居者がベッドからずり落ちたり、居室内で転倒したりする行動の検知が可能。さらに、共用スペースでの徘徊・転倒・暴れなども「異状行動」として検知することができる。
医療・介護・保育の事業者も含まれる
『IT導入補助金2020』の補助金は、認定事業者の対象サービスを導入する企業・団体などを対象として支給されるもの。企業・団体には、飲食・宿泊・小売・運輸などと共に、医療・介護・保育の事業者も含まれる。
(画像はアースアイズ株式会社の公式ホームページより)

アースアイズ株式会社
https://earth-eyes.co.jp/アースアイズ 介護や病院等の施設へのAI搭載カメラ導入もIT導入補助金対象ツールに認定 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p