聖隷福祉事業団が「年末年始の過ごし方」を調査
医療・福祉施設の運営などを手がける聖隷福祉事業団は12月9日、「年末年始の過ごし方に関するアンケート調査」の結果を発表した。
全国の60~99歳のシニア555名を対象に、11月17日~12月2日に実施したアンケート調査である。
約7割が自宅でのんびり
調査結果によると、年末年始の過ごし方で最も多かったのは「家でのんびり過ごす」の69.2%だった。2位は「家族・孫に会う」の19.8%、3位は「初詣に行く」17.7%となっている。
昨年の調査結果と比べると、1位~3位の順位に変化はなかったものの、「家でのんびり過ごす」の割合が28.9%増加し、約7割が自宅で過ごすと答えている。
その一方で、2位の「家族・孫に会う」が56.3%減、3位の「初詣に行く」も60.3%減と大幅に減少した。4位以下についても「友人と会う」は74.0%減、「旅行に行く」は81.8%減と激減している。
新型コロナウイルスの影響で、初詣や家族・孫に会うといった人との接触を我慢し、外出を控えようと考えるシニアが増加している。
ウィズコロナ社会の到来で、新たな生活様式が求められているが、年末年始の過ごし方にも影響を及ぼしていることが伺える結果となった。
(画像はプレスリリースより)

社会福祉法人 聖隷福祉事業団のプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000057121.html社会福祉法人 聖隷福祉事業団のホームページ
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