高齢難聴者252人と介護者1000人が回答
ソースネクスト株式会社は、高齢難聴者および同居人に難聴者がいる介護者を対象としてアンケート調査を実施し、その結果概要を2020年12月4日に発表した。
この発表は、同社が同日にAIボイス筆談機『タブレットmimi』を発売することに併せて行われたもの。調査はWEBアンケート方式で2020年10月に実施され、高齢難聴者252人と介護者1000人より有効回答を得ている。
8割以上の難聴者が、コロナ禍で不便を感じている
調査では、今般のコロナ禍により日常化したマスク着用の影響を、難聴者に訊ねている。結果は、32.1%が「非常に会話がしづらくなったと感じる」、50.4%が「まあまあ会話がしづらくなったと感じる」と回答。「新しい生活様式」で8割以上の難聴者が、会話に不便を感じていることが明らかになっている。
「現在補聴器を使用していますか?」という質問では、53.6%が「使用している」、46.4%が「使用していない」と答えた。使用している人に補聴器への感想を訊ねると、61.5%が「聞こえづらいことがあり時々生活に不便さを感じる」と回答。また、「常に聞こえづらいので生活に大変不便さを感じる」も8.9%に達している。
加齢性難聴者のさらなる増加に対応
調査では、難聴者の介護者にもマスク着用の影響を質問している。結果は、21.4%が「非常に会話がしづらくなったと感じる」、51.9%が「まあまあ会話がしづらくなったと感じる」と回答。「新しい生活様式」が、難聴者と同様に介護者にも影響を与えていることが明らかになった。
ソースネクスト株式会社は今後も、加齢性難聴者のさらなる増加に対応すべく、社会に貢献できる製品の開発に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)

ソースネクスト株式会社
https://www.sourcenext.com/難聴者および同居人に難聴者がいる介護者に対するアンケート調査 - PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p