同日より墨田年金事務所にて臨時窓口を開設
日本年金機構は、2021年1月15日、東京都江東区の江東年金事務所を一旦閉鎖したと発表した。
この閉鎖は、同事務所に勤務する職員(60歳代・男性)の新型コロナウイルス感染が判明したことを受けて決定された措置。閉鎖への対応として同日より、近隣の墨田年金事務所にて江東年金事務所の臨時窓口が開設されている。
組織目標は「社会の安定・安心への貢献」
日本年金機構は、公的年金の適用・徴収・記録管理・相談・決定・給付といった運営業務を、国(厚生労働大臣)から委任・委託を受ける形で担っている組織。国民の信頼を基礎として政府管掌年金を常に安定して実施すべく、サービスの質向上と業務運営の効率化、また公正性・透明性の確保を推進している。
同機構は、年金の正しく確実な支給を通じて国民生活の安定を支え、将来への不安を和らげる経済的基盤を提供することが、自らの使命であると認識。新型コロナウイルス感染症の勢いは衰えない現況においても、臨時特例措置などの適切な実施に取り組むと共に、「社会の安定・安心への貢献」という組織目標を掲げて様々な施策に取り組んでいる。
執務中は常にマスクを着用していたことを確認
江東年金事務所に勤務する職員の新型コロナウイルス感染は、同年1月14日夜に判明。当該職員は窓口業務に従事しており、同年1月13日まで出勤していたが、執務中は常にマスクを着用していたことが確認された。また同事務所の窓口には、飛沫防止用のアクリル板などが設置していたことも、確認されている。
(画像は日本年金機構の公式ホームページより)

新型コロナウイルス感染者の発生に伴う江東年金事務所の閉鎖について - 日本年金機構
https://www.nenkin.go.jp/